みなさん、こんにちは。
気温が、ぐっと下がり大阪は寒い日ですね。
さて、昨日、弊社本部 桑原正守会長の講演会に参加して来ました。当初募集定員120名でしたが、ご参加数152名満席でした。お越し頂きました皆様に、お礼申し上げます。ありがとうございます。
今回の講演会は、趣向を凝らし、60分の講演会、70分の質疑応答に時間を割り当てました。
桑原会長は、講演会で直接皆さんへお伝えする、ライブ感が、とても好きだと話されます。そして、講師にとって予め準備出来ない質疑応答が、その講師の力量を測られる厳しい場でもあります。桑原会長は、徹底して講演会を楽しむことに重きを置かれています。
少し内容に触れます。
今回の講演会のメインテーマは「営業」でした。
現代の営業で重要なのは、「何を買うか」よりも「誰から買うか」が重要です。
その「誰から買うか」に重要なのは、人を惹きつけて魅了する力です。
人を魅了するには、以下の3つが大切です。
①アトラクト ワクワクさせる
②チャーム うっとりさせること
③キャプチィベート 魅惑する、心を掴む
これらは、全てコミュニケーション能力であり、話のうまい下手ではないのです。
詳しく製品仕様(例えば、自動車の馬力、装備)を説明しても、お客様に、物を買って頂けません。
スペックを理解しても、理解して、動く「理動」という言葉が無いように、お客様の心は、契約という動きへ繋がりません。
お客様を、契約という動きに繋げるためには、感じて頂く必要があります。感じて、動く「感動」という言葉があります。ポイントは、お客様にイメージを描いて頂くことにあります。そして、そのイメージが、お客様の琴線に触れることによって、契約という行動へ繋がっていくのです。
人を惹きつける魅力は、言葉ではなく、その人の内面から、にじみ出るものだと思います。
お客様は、一瞬で、その人のメッキを見破ります。つまり、自分を飾ろうとしたり、偽りを持っていたら、直ぐに相手が分かってしまうのです。例えば、日常生活で「この人の話は、本当なのかな?」「何だか、この人とは馬が合わないな?」と直感で感じることがありますね。
どうやら、営業テクニックのような表面的な言葉を磨いても、人を魅了することが出来ず、売り上げにも繋がらないようです。
講演会の進行中、一瞬会場が凍りつくような雰囲気になりました。司会者の演出であったのですが、参加者の反応もなく、会場は静まり返ったのです。
しかし、桑原会長は、誰を裁くこともなく、司会者の長所を褒め(承認)、押し付けることもなく改善点を提案します。講演中であるにも関わらず、スタッフを指導し、会場の参加者や会場の雰囲気を温め直す、同時に且つ見事に対応されました。私達は、アドリブ力と呼びますが、状況を把握し、適切な対処を行う能力です。考えてから行動するのではなく、反応レベルで対応されているのです。
後半の質疑応答では、飲食店での接客について、後輩の教育する時の注意点、夢や目標について、男女の魅力とポイント、と多岐にわたる質問が出されました。
桑原会長は、1つの質問を必ず要約し、その質問をした方のセンスを褒めます(承認)。相手の話をしっかりと「受け入れる」ことが重要視されます。そして、丁寧に解説をし分かりやすい回答を「送り届ける」にも注力されます。その結果、質問し易い環境を提供し、質問者は、腑に落ちる回答を受け入れることが出来るのです。
私達は、営業、コミュニケーション、心理学などと、分類したくなります。しかし、これらは全て「人と関わる能力」を学ぶために用意されたプログラムです。そして、成功者に共通するのが、この「人と関わる能力」が優れていることです。
何となく難しいなぁ、と感じられたかも知れません。また、桑原会長のようになりたいけれど、そんな能力は自分にはない、と思われる方も居られることでしょう。弊社トレーニングでは、人と関わる能力を高めるスキルを、ツボとコツとして、繰り返し反復することによって、どなたでも簡単に習得出来ます。しかし、繰り返し反復することは、甘くはありません。
もし、少しでもご興味を持って頂けましたら、お問い合わせ頂ければ幸いです。問い合わせを頂いても、しつこくご連絡をしたり、購入を迫ることは御座いません。安心して、お問い合わせ下さい。トレーニング以外のご質問でも結構ですので、分からないことがあれば、まずご連絡下さい。ありがとうございます。